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故・船井幸雄氏の講演CDの記憶をたどって
カウンセラー広場

故・船井幸雄氏の講演CDの記憶をたどって

2019年3月2日

故・船井幸雄氏の講演CDの記憶をたどって

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株式会社船井総合研究所の創業者船井幸雄氏が亡くなったのは、

氏の講演CDに最初にふれたのは30代の頃でした。

その頃は聴くことすべてが新鮮で、何度も繰り返し聴きました。

何枚かあったCDはどこかにいってしまいましたが、今でも要点は覚えています。

船井総研の基本的な考え方は長所伸展であり、短所には決して触れない。

そして、相談に来る経営者の姿勢がすなおじゃないと、仕事を受けない、というあたり

から始まりました。すなおで明るい人が伸びる、と。

そこから転じて、「人は人(他人)に嫌われたくない存在である。できれば好かれたいと

誰もが願っている。人に好かれれば事業は成功する。人に好かれるためには、以下の4つ

のことをしなければいい、と。

1.人の悪口を言わない

   まあ、これは言うまでもありませんね。

2.差別をしない

   船井総研に相談に来る人で、受付嬢には横柄な態度で、会長室に入るとペコペコ

   している人はダメだ、と。必ず受付嬢にそのあたりを聞いたそうです。

3.自慢しない

   家族でさえ自慢話は聞きたくない、と。唯一、母親だけは自慢話を聞いてくれる。

   奥さんにだって自慢話はNG。これは実に思い当たる節があります(笑)。

4.自己主張しない

   氏の著書は200冊以上だとのことでしたが、編集者から言われたのは、文章から

   「私」という言葉を全部カットしてください、ということだったそうです。

   「私」の本を読みたくて本を買った人でさえ、「私」を連発されると反発を覚える

   のだ、と。「私」という言葉をどうしても意味が通じにくい個所というのは、

   本全体でも2~3か所あるかどうかなのだそうです。それに比べると、私たちが

   書く文章は「私」が多いですよね。

   この話を聞いて私は「私」を極力使わないことにしました(笑)。

さて、この4つを守れば人に嫌われないのだけれど、自己主張しないとこの世に貢献する

こともむずかしくなるわけで、船井氏は、「自己主張をしても嫌がられない『徳』を

そなえた『人物』にならなければならない」と説いていました。

なるほどなぁ、と。

徳をそなえた人物…。

そこに向けた長い道のりを歩いていかなくちゃなぁ、とぼんやり思った30代でした。

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